腰痛について

腰痛の原因は様々です。悪い姿勢からくる慢性的な痛み、ヘルニアや脊柱管狭窄症などの神経性のもの、筋肉や靭帯の損傷、関節炎、結石や腫瘍などの内科的な疾患でも起こります。

痛みの起こる機序はいろいろですが、多くの場合、骨盤周辺の筋肉が凝り固まっている、または骨盤が歪んでいることが見られます。

腰痛と聞くと、なぜ骨盤が関係あるのか疑問に思うかもしれません。腰の骨は骨盤の上に位置しており、骨盤が土台となっています。土台に問題があれば、その上にあるものにも影響が及びます。ですから、まずは骨盤を正していくことが必要です。腰が痛いからといって、腰のマッサージをしても一時的には緩和するかもしれませんが、すぐに元に戻ってしまいます。腰にばかり着目するのではなく、骨盤を整えることが大切です。そうすることで、腰の歪みも取れ、腰痛は改善していきます。

これまで私が治療してきた患者の方々からは、「ヘルニアによる痛みでうつ伏せにもなれなかったが、嘘のように痛みが消えてしまった」「脊柱管狭窄症による痛みで足を引きずりながら歩いていたが、普通に歩けるようになった」「腰痛も消え、むくみも取れて今は趣味に没頭しながら人生を楽しんでいる」といったお声をいただいています。